英文校正
Proofreading / Editing
「英語として正しいか」をチェックし、言語的な正確さ、表現、文章の読みやすさを高めます。具体的には、文法、スペル、句読点、表現等の誤りを修正し、曖昧な語句をわかりやすく言い換えます。
校正の理念と特色
弊社の理念は、研究者の皆様が英語で研究成果を発表するための、サポートをする事です。これまでアシストさせていただいた論文は著名な外国雑誌や邦人雑誌に多く掲載されています。
弊社のNative校正士達は修士号、博士号を取得しており、校正の技術のトレーニングを受け、専門性を活かし校正業務に携わっています。知識と校正の技能を備えたNativeと、研究成果を海外に発信されようとなさっている日本人研究者の方々の架け橋となることを理念としています。
ご利用頂きやすい料金で、ご満足頂ける高品質の校正を提供致します。
校正の料金と納期
・2,500 words程度の論文(タイトルページやreferencesのリスト、図表を除く)の場合
料金:10,000円から25,000円位です。(見積りします)
(2500words前後の論文で直近1085件詳細データ:平均値 15,040円、中間値15,000円、最低6,000円、最高38,000円)
納期:15時までに受付の場合、900words以下(2営業日後)、1,500words以下(3営業日後)、2,500words以下(4営業日後)、5,000words以下(5営業日後)、
8,000words以下(6営業日後)、10,000words以下(7営業日後)
※納期と料金に関しましては、受注状況や英文の内容、英語の質によって変わりますので、お問い合わせ(確認)をお願いします
・抄録(250 words程度)一部
料金:3,000円を基本としています。
納期:15時までに受付の場合、原則、翌営業日に納品します。
※ 料金は全て税抜き表示です
校正とは(校閲、英文添削、英文編集)
英文が「英語として正しいか」をチェックし、言語的な正確さ、表現、文章の読みやすさを高めます。具体的には、文法、スペル、句読点、表現等の誤りを修正し、曖昧な語句をわかりやすく言い換えます。
お客様の求められる校正のレベルも様々です。
● 英語として間違ってなければ、表現的な変更は不必要なのでしないで欲しい
● すでにアクセプトされているので、グラマーチェックだけして欲しい
● 読みやすいように表現的な変更をして欲しい
● 剽窃ソフトで類似を指摘されているので、大幅に表現を変えて欲しい
お客様のご要望に合わせて、校正成果を納品いたします。
校正の分野と対象
医学、歯学、薬学、薬理学、生命科学(遺伝学、バイオテック、生物学、植物学、生化学、免疫)化学、栄養学、看護学、医療器械、等
修士・博士論文、原著論文、アブストラクト、発表原稿、研究計画書、査読者へのレター、ポスター資料、学会用抄録、議事録、社内文書、案内書、ガイドライン、等
担当校正士
論文の内容(分野)で校正士を選定しておりますが、ご希望納期や校正士のスケジュール等も考え合わせて、担当者を決定しております。リピーターの方が多いですが、特にご指定がなければ、原則、前回と同じ校正士の担当としております。(校正士のご指定も承っております。)
校正の仕方
校正は印刷した原稿への手書き校正とファイル上での校正の2種類で承っております。
ご希望に応じての納品形態とさせていただきますが、お預かりした論文の内容を第一に考慮し校正士を選考しており、また、校正士によっては手書き校正のみ、ファイル上での校正のみのものがいますので、変更をお願いすることがございます。(その場合は、校正作業に入る前にご連絡させていただきます)
デジタルな世の中で、手書き校正は時代遅れのような気がしますが、修正箇所を確認したい、学習したいなどの理由で、手書きをご希望のお客様がいらっしゃり、年間1,000-2,000件承っております。
ただ、投稿経験が浅く、修正箇所が多いお客様にはファイル上での校正をお勧めします。(ワードのファイル比較機能などで修正箇所をいただければと思います)
学会雑誌の一括校正
学会誌や講演要旨集(プロシーディング)などを英文で出版される場合の一括校正は、ぜひ弊社にお任せください。現在、30団体(雑誌、印刷社)以上から一括校正の依頼を定期的に受けています。学会(雑誌)の規定に合わせてのタイプフォーマットも含めた校正も承っております。
100部程度のアブストラクトの一括校正は、英文にもよりますが60,000~70,000円です。
また、フルペーパー10文献なら(A4で100枚程度)70,000円を目安としてください。
※ 料金は全て税抜き表示です
※見積をお問い合わせください。納期については、ご相談ください。
投稿規定にあわせての校正
投稿規定は、タイトルページ、参考文献の体裁や、語数の制限、 タイプ設定、図表のフォーマットを定めたものです。規定にあわせて書かれているかのチェック、あるいは規定に合わせて編集する作業を、Nativeが担当します。
図表の編集がいる場合バイリンガルのマイクロソフトスペシャリスト(ワードや図表の編集技術者)が行います。
参考文献のフォーマットはコーディネーターが文献を検索し、規定に合わせて編集します。
投稿規定にあわせての編集は、論文の完成度によって異なりますが、クライアントのご希望に合わせた作業をしております。
また、投稿規定に書かれている英文がわからない、あるいはタイプの設定の仕方がわからない方はご相談いただければ、必要な箇所の和訳やタイプ修正(編集)を承ります。
校正後の論文の掲載先
1984年に代表が一人で始めた校正業務が、徐々に拡大し、30年以上にわたり、校正を承ってきました。受付を連番でしておりますが、30万を越しております。弊社では追跡調査をしておりませんが、ご依頼くださった皆様の論文は、リバイズなどの過程を経て、発表掲載に至っていると思います。そのことが弊社スタッフ全員のモチベーションとなっております。
インパクトファクターの高いメジャーな雑誌、オープンアクセス雑誌、日本の学会雑誌など、いろいろなメディア媒体で掲載され、その研究成果が次の時代に引き継がれているかと思います。
研究成果は著者に帰属し、校正会社へのクレジットは求めておりませんが、次のような雑誌に掲載されたとのご連絡をいただいております。
お取引先(ご依頼人)
個人のお客様ベースですと、北は、北海道大学や旭川医科大学から、南は鹿児島大学や琉球大学まで、全国の大学、病院、研究所のいろいろなところからご依頼を頂いております。どこの大学とも、公費、研究費、講座費、科研費などのお取り扱いがあります。
製薬会社、出版社、検索会社、学会、病院、大学の書類など、法人のお客様からもご依頼を頂いております。
校正のご依頼にあたっての注意点
1. 高品質の校正をするために、投稿される形(図・表・参考文献のリストなど含むフルペーパー)でお送り下さい。 内容を理解するのに必要です。
2.校正はスペルチェックを含みますが、校正時間の短縮と質を守る為に、スペルチェックをかけた論文をお送りください。
3.ファイルはword、excel、power point、pdf、jpg等のファイルを添付して送信ください。
4.弊社の校正士はバイリンガルではなく日本語が読めませんので、日本語を送っていただいても対比しての校正はできません。
5.校正をする際に意味が通じない文章は、前後の文章から推測を入れて修正する事があり、その際に著者の意図と違ってくることが稀におきますが、納品後質問として、ご連絡をいただければ無料で対応させていただきます。
6.Nativeが読んで英文の意味が分からない論文は、校正をご希望でも、翻訳に変更していただく事があります。
7.校正後の質問には無料で対応させていただきますが、納品後に加筆された原稿や、リバイズの原稿の校正は別料金となります。(詳細はQリバイズ原稿は?の項目で)
校正のQ&A(よくある質問)
内容を知りたい質問項目をクリックすると回答が表示されます。
- どういう人が校正しますか?
- 当社で校正を担当しているのは全て英語を母国語とし、科学的バックを持つ学士以上(ほとんどは修士又は博士)の人物で、テストで合格し(合格率は志望者の10%未満です)、決められた時間内に校正できる能力を持っています。また弊社の校正責任者が、適宜フィードバックをし、校正士のプロとして活動しています。お預かりした論文の内容を考慮し校正士を選定しますが、希望納期や校正士のスケジュール等も総合的に考え合わせて担当者を決めています。
- 校正の方法は?
- 論文をファイル上で校正し、ワードファイル等を納品する方法と、出力した原稿に手書きで修正を書き込む方法があります。後者は、原稿をスキャンしたPDFファイルを添付送信、もしくは郵送での納品になります。
- 校正方法は指定できますか?
- 原則、ご要望にお応えします。ただし、校正士によりファイル納品対応、手書き対応と分かれており、ご希望の納期と分野に応じて校正士を選定しますので、ご希望に添えない場合もあります。
- 依頼原稿の送り方は?
- 論文の内容を把握するため、投稿の形(図・表・参考文献のリストを含むフルペーパー)で送って下さい。ファイルの容量の関係上、グラフや表をお送り頂ければ、写真は不要です。
- 料金と納期は?
-
ワード数ではなく、校正の所要時間(10分につき1,000円)に基づいて、ご請求しています。目安として2,500 words(ダブルスペースで10枚位)の論文で、4-7日程度、6,000円から18,000円です。抄録250 wordsは、原則1部2,500円から3,000円程度で、翌日から翌々日の納品となります。
通常納期で間に合わない場合は、ご希望の納期を連絡ください。できる限り対応させていただきます。(至急料金は不要です)
- 料金はなぜ、時間制なのですか?
- 一般的に多い料金体系は、200 wordsにつき3,000円とか、1 word あたりいくらとかだと思います。でもこれでは、英語の質に関係なく、同じ校正料金を支払う事になります。比較的安価とされる1 word 6円でも2,500 words位(弊社カウント10枚)だと15,000円で、弊社では、ほとんどがそれ以下のご請求です。投稿実績を重ね英文が巧くなればなるほど、校正時間がかからないので、ワード数での課金よりずっと合理的です。「弊社のお客様にリピーターが多い」理由のひとつになっています。
- 校正の質問は?文意が変わってしまった場合は?
- 納品した原稿は、原則スキャンして保存しています。ご質問には、社内校正士が迅速に対応致します。(原則当日ですが、15時以降の質問は翌営業日となります)
意味が変わってしまった場合、別の英語表現にして書き直すか、あるいは英語で内容を説明して質問してください。英語で無理な場合、日本語で文意を書いて下されば、弊社で翻訳→校正と致します。この場合別途翻訳料金がかかる場合がありますので、お問い合わせ下さい。 - リバイズの原稿は?
- レフリーコメントと、それに即して修正された論文、コメントに対するレターをお送りください。コメントとの照らし合わせ、変更された箇所と新規のレター等の校正作業を中心に、全体を再校正致します。前回の論文のままのところは校正済みですから時間がかかりませんが、新規作業が必要ですので、校正料金がかかります。
- リバイズの原稿を無料でする会社もありますが?
- 「論文が受理される迄無料」、あるいは「1年間の修正は無料」というシステムもありますが、それは最初の依頼時に、不要な校正料金を保険として 払っているようなものです。弊社では不要な付加料金は請求せず、1回毎の御請求としております。
- 校正をうけた原稿で英語の批判があった場合は?
- リバイズの際、「Native チェックを受けて再投稿するように」というコメントがつくことがありますが、「編集者からの定型文章だったり」、「弊社校正後、著者が加筆修正された箇所の間違い」という場合もあります。
またレフリーがNativeでなく、その指摘が間違っている場合もあります。英語の批判が出た場合は、コメントとファイルを送信して下さい。個々案件を吟味し、校正料金の割引も含めて、誠意をもって対応させていただきます。 - 校正証明書は?
- Native Speakerによって校正された原稿であるという証明書を発行していますので、ご依頼時にお申し付けください。納品時ですと300円となります。納品後にご希望があった場合は別途発行致しますが、500円となります。納品後1ヶ月以上経過した原稿に関しては、修正や加筆が考えられますので、グラマーチェックを入れた上での発行となります。グラマーチェックは校正ほどの費用はかかりませんが、有料となりますので、ご相談ください。
- Face to Faceで対話しながら校正できませんか?
- 「文章の意図が変わってしまうことを防ぐ為に、対話形式で校正をできないか」とのご要望を頂くことがありますが、これは双方に取って時間的の無駄となり、費用の面からも推奨できません。意味が変わってしまった場合、別の英語表現にして書き直すか、あるいは英語で内容を説明して質問頂ければ無料で対応致します。英語での回答が無理な場合、部分翻訳(Nativeチェックこみ)とすることにより問題は解消されます。対面形式の校正より、金銭的にも時間的にも効率的です。
- 利用されている方のご所属やお名前は?
- 同業会社のサイトなどでは、「利用者のお名前・ご所属の掲載」などを紹介しているところもあります。許可を頂いての掲載でしょうが、弊社では、お客様の情報の掲載(公開)は控えております。
論文の「校正、翻訳、編集等」を業者に依頼している事を他の方に知られるのは抵抗のある方も多いのではと思います。ましてや不特定多数の方が見られるネット上で「ここで校正・翻訳してもらっている」と公開するのは、業者にメリットがあってもクライアントには、なんのメリットもないと思います。 - お客様の論文掲載実績は?
- 弊社では、どこの雑誌に掲載されたかなどのフォローアップのお伺いは行っておりませんが、クライアントから掲載のご連絡を頂く事があり、その喜びをスタッフで共有いたしております。ご報告いただいた掲載雑誌のリスト(一部)を公開しております。
- アクセプトのご報告を頂いたジャーナル(例)
- Acta Anesthesia Scandinabia
American Journal of Blood Research
American Journal of Otolaryngology
American Journal of Respiratory Cell and Molecular Biology
American Journal of Surgical Pathology
Annuals of Vascular Disease: case report
Asia pacific Journal of clinical nutrition
Clinical and Experimental Nephrology Case Report
Cureus case report
Current oral health reports
DEN open
Dental Material Journal
Esophagus
European Heart Journal: Case Reports
European Journal of Radiology
European Urology
Frontiers in Systems Neuroscience
Future Journal of Pharmaceutical Sciences
Hippocampus
IBRO Neuroscience Reports
International Cancer Conference Journal
International Journal of Colorectal Disease
International Journal of Hematology
International Journal of Laboratory Hematology
International Journal of Performance Analysis in Sport
International Journal of Surgery Case Reports
Journal of Alzheimer’s Disease
Journal of Anesthesia
Journal of Asian Rehabilitation Science
Journal of Bone and Mineral Metabolism
Journal of Cancer Education
Journal of Clinical Neuroscience
Journal of Comparative Pathology
Journal of dermatology
Journal of Esthetic and Restorative Dentistry
Journal of Gastroenterology
Journal of Infection and Chemotherapy
Journal of Materials Chemistry B
Journal of Natural Medicines
Journal of Nursing Education
Journal of Orthopaedic Science
Journal of Prosthetic Dentistry
Journal of Prosthetic Research
Journal of Radiation Research
Journal of Shellfish Research
Journal of Sports Sciences
Journal of the American Medical Informatics Association
Journal of the Endocrine Society
Journal of Vascular and Interventional Radiology
Kurume medical journal
Lung Caner
Nagoya Journal of Medical Science
Nephrology
NeuroQuantology
Neuroscience Research
Oncologist
Pathogenes
Pediatrics International
Phlebology
PlosOne
Psychiatry and clinical neuroscience
The Asia-Pacific Journal of Sports Medicine, Arthroscopy, Rehabilitation and Technology
The Cleft Palate-Craniofacial Journal
The Journal of Atherosclerosis and Thrombosis
The Journal of Bone and Joint Surgery
The Journal of Continuing Education in Nursing
The Journal of Dental Research
The Journal of Strength and Conditioning Research
The Journal of Veterinary Medical Science - 校正士の実名・経歴を載せないのはどうしてですか?
- 校正士のお名前やご所属・経歴を載せている会社もあります。
依頼する方は、「いったいどんな方が担当するのだろう」と不安ですから、立派な経歴や実績が載っていれば「安心して依頼できる」というメリットがありますが、どんなにすばらしい職歴・研究歴をもっていても、校正の力が優れていることにはなりません。弊社には、多くの校正士の応募がありますが、テストを受けていただき、合格した者のみを採用しております。採用後は、広範囲な研修を受けさせ、仕事に携わる事になりますが、日常の業務をしながらも、疑問点があればシニア担当者に確認する体制をとっております。
当然の事ながら、弊社で仕事をしているネイティブ校正士は、科学分野における深い知識をもっていたり(博士号、医師免許の有資格者もいます)、あるいは長年の経験を積んだ専門家です。ご紹介したい気持ちはやまやまですが、校正士の守秘義務もありますので、情報公開は差し控えております。